イタリアンレストランで行われた、お寺のご住職とのお食事会に、またまた参加してきました。法話の最中に撮影されていた写真に載ってた私の顔が・・・ 怨霊でも見えているかのように引きつっていました。汗 それがネットに乗って多くの人の目にさらされたなんて。汗汗 イベント中は、気が抜けませんね
この不快な気持ちを沈める方法が知りたい
相手に対して怒れたり、イライラすることで、楽しい気分でいられない時があります。犯罪の被害にあったり、日々小さな嫌が積み重なったりと色んな状況はあるけれど、誰かのせいで心穏やかでいられない時は、どうすればいいのでしょうか?
他人に対して持つべき心の状態 四無量心
ご住職の師匠のお言葉を教えていただきました。
われわれが日常生活において他人に対して持つべき心の状態を、慈(じ)悲(ひ)喜(き)捨(しゃ)の四種の心に分けて説いたもの。対象となる衆生すなわち生きとし生ける者が無量に存在するので、無量心と言われる。
慈は衆生を楽にさせること。
悲は衆生の苦しみを取り除くこと。
喜は衆生が楽を得ているのを喜ぶこと。
捨は衆生に対して好き嫌いの感情で差別しないこと。
これを、母親目線で勝手に解釈すると、
子どもが楽しめるように、遊園地に連れて行ってあげる。
子どもの熱がさめるように、水枕を替えてあげる。
子どもが楽しそうにしていると、自分も楽しい。
子どもに自分の価値観を押し付けない。
になりました。「捨」以外は割とやれているような気もします。
しかし、これを誰に対してもやるのは難しいですね。というか、やれない宣言できます。笑
殺人犯に対しても慈悲の心を持つべきなのか?
もし、そういう体験をされている方がいたら、大変おこがましいのですが、、と、前置きをされて次のようなお話を、ご住職がされました。(私の記憶に残っていることの書き起こしです)
殺人犯も、殺人犯になろうと思って生まれてきたわけではない。
殺人を犯す必要のある状況にならなければ、、ちゃんと教育を受けていれば、、そんな友達に囲まれていなければ、、その親の元に生まれなければ、、
色んなことが積み重なって殺人を犯すことになったのであり、もし、自分がその殺人犯と入れ替わって、その環境で成長し、その状況になった時、果たして、殺人をしないと言い切れるでしょうか?
誰でも殺人犯になりえるという意味では、あわれとしかいいようがないのです。
私、遺伝子情報によって、いつ頃どんな病気を発症するか分かるようになったと言われていた時期より少し後に、いつ頃どんな犯罪を犯すのかもわかるようになったと書いてある記事を読んだことがあります。
遺伝子で、犯罪を犯すことが決まっているならば、罪を問うことができるのかどうかって話になるので、公に発表していないという公に流れてたネットの記事です。笑
昔から、『罪を憎んで人を憎まず』とは言われていますが、もし、我が子を殺されたら、怒れるし、悲しいし、加害者を恨みまくります。呪いをかけます。千倍の苦しみを与えてやりたいと思うでしょう。
自らを傷つける感情はあえて持たない
「怒って、泣いて、恨んで、仕返ししてやるって気分になっている人の心は、苦しいのです。そんな気持ちを持ち続けるのは、自分を傷つける行為です」、、とご住職は言った気がします。笑
ランチ会に、たまたまお子さんを交通事故で亡くした方がみえました。「慈悲の心で加害者を許したので、今、恨みの感情で苦しむことはない」というようなことを言ってました。
素晴らしいと思うとともに、「もし、悪質なドライバーだったら許せるかな? 残忍な殺人だったら?」と考えました。
悲惨な事件があったら、抱えてしまう恨みは大きなものとなります。大きな大きな怒りの感情を抱えたまま苦しみながら生きることと、慈悲の心で許して穏やかに生きること。
あなただったら、どちらを選ぶでしょうか?
明日起こる嫌なことを、あなたは許せますか?
起こってしまったことは取り消せないこととして、慈悲を最大限に発揮して加害者を許したとしましょう、、。でも、現在進行形の加害者を許せるでしょうか?
例えば、アルコール中毒の父親や高圧的な上司、自分のことしか考えない夫とか、今現在もそして明日も明後日もその次も、嫌な出来事を引き起こす人たち。
慈悲の心で、自分の心を平穏に保てるのかしら? 嫌なことをされても「嫌」と思わないようにするの? 「嫌」と思っても慈悲の心でかき消すのかしら?
「慈悲ってなに? どうすれば、心軽やかに暮らせるの?」と考えている間に、話題は次に移っていて、住職に伺うチャンスを逃してしまいました。泣
サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。
もののけ姫より
帰宅後、私がぶちぶち言っていたら、娘が言いました。凡人には離れるのがベストチョイスのようです。
もし、共感できるところがあったら、ぜひコメントでお知らせくださいね。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます🙏