
タロット占いとカウンセリングの合わせ技
タロットをやりはじめて最初のうちは、悩みを聞く→カードを引く→カードの意味を伝えることをしていました。
意味を伝える中で、相談者様が頭に浮かんできたことをたくさんお話ししてくれました。
私は、じっくりじっくりお話を聞いているうちに、悩みの核心に気がつくようになり、それに対してもカードを引くようになりました。
オラクルカードやタロットは、潜在意識を顕在化します。相談者様は、カードが伝えたいことを聞いて「そう。それ。その答え知ってた」という表情をされます。また、「え?意外!でも、本当はそうしたかった」など話してくれます。
カードによって、相談者様の心の中の感覚を言葉に翻訳するような感じです。
閉じ込めてた感情を出して、心を癒すお手伝い
カウンセリングで心の中のモヤモヤを言葉にし、タロットカードによって、さらに奥の感情を出せて、相談者様がとってもスッキリした顔になり元気になって喜んでくれるのが、私はとても嬉しいですし、やりがいを感じております。
相談者様からは、普段見えていない心の奥にあるものを整理し気付きを深めていく時間は、「セラピーのような癒しがある」との声を頂いています。
https://azulabo.blue/2019/08/19/【お客様の声】コメントやアンケートから『アズ/
心の負担となっている必要のない思い込みをなくして本来の自分に戻り、他人や出来事に影響されず、生き生きと自分の人生を過ごせるようになると、辛い状況の中でも幸せを見出せるようになります。
また、自分のマイナスな潜在意識に気がつき、それを手放すことで、辛い状況から幸せな状況へと現実を引き寄せられるような、、、自分の心や魂に向き合い 問題解決や自身の成長のための気づきが得られるような、、、そんなカウンセリングを提供しています。
タロットで望む人生を引き寄せられるの?
今の状況を変えるには、自分を変えるしかありません。自分を変えるためには、自分の思い込みに気がつき、それを書き換える作業が必要なのです。
自分が「これが正しい/これが常識だ」などと思い込んでいることを見直していかなくてはなりません。この作業が、ブログのタイトルでもある Back To True Self 本当の自分に戻る なのです。
タロットで気づきを得て、カウンセリングで自分に落とし込んでいく。そして、行動に移していくのは相談者様にしかできません。
わたしのタロットカウンセリング
「え?!当たってるんだけど、どんなカードを使って、どうやってカード引いてるの?」と聞かれることも多くなってきましたので、ご説明したいと思います。
基本はカウンセリング
相談者様のお話を、丁寧に聞き取り、「本当にカードに聞きたいこと」に行き着くまで深掘りしていきます。その過程で、相談者様が、ご自身の本当に困っていることに気付くと、それだけで癒し効果もあります。
自分で見たくない心の底のところには、かたーくフタが閉めてあります。見たくないので、見えているんだけど認識されていないなど、脳の複雑な機能を垣間見ることもあります。
そのフタをノックするためにカードを引きます。
どんな風にカードを引くの?
私が使ってるタロットカードは、基本のライダータロットデッキと、それの応用版のようなタロットカードと、オラクル(神託)カードです。
応用版タロットカードは、基本のカードと絵柄が少々違い、意味も少し違うときもあります。
オラクルカードは、タロットカードのような枚数とか マークなどのルールがありません。カードにそれぞれ意味があるのは一緒です。
使い分けは、「質問の答えを持っていそう」という直感で選んでます。
しかし、同じ質問を、全く性質の違うカードに 日をあけて聞いても、似たような意味を持つカードが出ることがあるので、「どのカードを使うか?」は、あまり鑑定自体には 影響なさそうです。
カードに聞きたいことを 思いつつ、カードを切ります。ぐるぐると混ぜず、トランプのようにシャッフルします。シャッフル中、偶然はみ出たり 飛び出たカードが 質問の答えとしています。どんなカードが出るかは、全くの偶然です。
また、核となる質問がなく、全体から問題点を絞り込みたい時は、おきまりの並べ方(スプレッド)をします。相談者様に気になる数字を聞いて、その枚数ごとにカードを出していったりもします。
どんなやり方でやっても、出るべきカードが出ると思っています。
偶然でたカードを見て、「こういうことを言いたいのね」とピンと来るところが、直感です。
ピンとこない時もあります。そんな時は、相談者様にカードの意味を伝えて「何か心あたりありますか?」と聞いています。
また、相談者様が何か言いづらくて隠していることがあるとか、核心とはズレていることを聞いてる時は、カードが何を言いたいのかわからない時があります。
質問を変えて新たにカードを引いて、悩みの根っこにあたる部分がわかると、先に引いて意味がわからなかったカードたちが何を言いたかったのかがわかるときもあります。
反対に、カードが相談者様と共鳴しまくる時もあります。そんな時は、鑑定の後でどっと疲れます。相談者様に、何かを伝えたい人(ご先祖様とかとか)が来てたでしょーと、思うけど、思うだけです笑
タロットは当たって当たり前
共時性と聞いたことあるでしょうか?
共時性=シンクロニシティー=偶然の一致 のことです。ユングの心理学です。
外的事象よりも前の心的要因(原因体)がかたちになって現れ、事後の心はさらに後におきるかもしれない現象の「原因体」(=「全ファクターの集合体」)に加わるというのが、事の本質だとおもいます。中略
無意識的・本質的な思いが現実になったと仮定すると、当事者(本人)がそれに気づくかどうかに関わらず、心の内の現象と、外的・物的事象が象徴する意味は、おたがい潜在的に一致していると考えられます。
https://www.orizuru-syobou.com/共時性とは/
無意識に思っていることがカードに現れるのは、鑑定師の魔力とかじゃないのです。笑 出るべくして出てくる偶然の一致なのですね。私も、そう思ってたので、それであってるのでしょう笑笑
累計20年 先生として子どもたちや保護者と関わってきた中で
その指導の中で一番注意を払ってきたのが、本人が本来持っている自分らしさを全開にできる環境作りでした。
その一つが、「嫌なことはイヤ」と言える自分になることです。

普段は、「やり残したワークブック 家でやってくる?」と聞いたときに、生徒が生返事をした場合、「やりたくなかったら、”やらない”って言って良いんだよ」と、教えました。
あるとき、「日本人はNOと言うのにもNOと言われるのにも慣れてない」という記事を読んだので、生徒にこんな質問をしてみました。



閉じてるくんは、外に出ると疲れるタイプです。嫌だとは言えない、、と言ってました。本当は貸したくないのですね。
全開くんは、裸に近い心をしていそうです。「使ってるヤツじゃん。なんで嫌だと言えないの?」と言ってました。
どちらからエネルギーを感じるかと言うと、全開くんでした。閉じてるくんは、なぜ自分が「嫌だ」と言えないのか不思議がってました。

そのころは、まだ、タロットはやっていなかったのですが、

と閉じてるくんの話しを引き出していきました。
両親が共働きで小さい時よく預けられてた祖父母宅で、嫌だ~とぐずるたびに、おじいちゃんに雷落とされて怖い思いをしたという話が出ました。
それが原因で、心のままに振舞ったら、怖い思いすると刷り込まれたのでしょうね。

と心の足かせを解いてあげました。
いつも、その子がお友達のツッコミに言い返せずにいたのを、わたしはじっと我慢して見守っていました。
消しゴム質問のあと、その子がだんだん嫌な気持ちをお友達に伝えられるようになり、自信も付いてきて、自分らしく振る舞えるようになり、精神的にグッと成長しました。
気軽に相談できる場所になりたくて
私の声かけで、子どもたちが生き生きと変身する姿を見るのは、本当に嬉しかったし、学校の枠や社会の枠によって狭められた視野で我が子を見ていたお母さん方に、子どもたちの良いところを伝えるのも大好きでした。
自分以外の物差しで我が子をはかって辛い思いをしているお母さん方が、子供をそのまま受け入れたとき、涙されたり、本当にホットしたお顔をされます。

と、思ったのがきっかけです。タロットが得意だったので、タロットカードを使ったカウンセリングをやることにしたのです。
自分で気付きを得るお手伝いをするカウンセリングに比べると、カードがヒントをくれるので、深い気づきが早く得られます。”占い”につきまとう怪しさは、意外に全くありません。笑 一度、体験してみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。こんな私ではありますが、真面目に生きております。